地域ブランディング戦略をつくる “5つのステップ”
世界20個の事例も交えた実践講義

講師:小林亮元
ブランド・プロデューサー / (株)ATTIQUE CEO

こんな課題を解決します!

ブランディング戦略の悩み

  • 「場」特有のブランディング手法や基礎的な知識を知りたい
  • 地域のブランディング戦略を立案するための具体的なステップが知りたい

インバウンド戦略強化の悩み

  • インバウンド戦略を改善するために地域ブランディングを学びたい
  • 世界で起きている地域ブランディングの現状を知りたい

効果的なアウトプットの悩み

  • 情報発信だけで終わらない施策のつくり方

ABOUT

地域に磁力を生み出す、
「場」のブランディング技術を獲得する


場所には場所特有のブランド戦略立案方法があり、その領域を「プレイス・ブランディング」と呼びます。
国内ではまだ馴染みのない言葉ですが、欧米諸国をはじめとした海外ではその必要性の認識が広まりつつあります。

2024年11月には、「プレイス・ブランディングが世界GDPの1%を変える力がある」と報告したレポートも海外から発表されました。移動人口が増え続ける世界において、「地域に人を呼び寄せる磁力をどう作るのか」という事は、経済だけでなく、文化的、社会的意義が高く、重要度の高いテーマとして広がりつつあります。

一方、これはあらゆる地域に機会が潜んでいると共に、競争も激化する事も意味します。
だからこそ、ブランディング戦略を中長期的にしっかりと打てる地域とそうでない地域との地域間格差は既に起きており、その格差が広がる未来も予見されます。

そうした状況を打破するべく、本講義は、「地域ブランディングの実践的な学び」を得られる場をご用意しました!

これまでは弊社がクライアントとの個別ミーティングの中でのみ提供してきたプレイス・ブランディングの知見、戦略の組み立て方、世界動向・事例・トレンド、などを集中的に共有する時間にしたいと考えています。

日々の仕事の中で実践的に活かせる学びを得る場となり、少しでも多くの地域が世界的にも選ばれる場所になっていく未来に貢献したいと思います。
皆さまとお会いできる事を楽しみにしています!

PROGRAM

弊社独自の「地域ブランディング・フレームワーク」を活用しながら、
3つのテーマを中心に徹底解説します

1 地域ブランディングに欠かせない基礎知識

ブランディングは「技術」です。
ブランディングに必要な構成要素、答えを出すべき問い、地域として提供すべき価値の絞り込みと言語化をはじめ、決めるべき事があります。これらの全体像を解説しながら、地域ブランディングにおける基礎知識を固めていきます。

特に日本の場合、地域が発信している内容が類似しているケースが多く散見され、ブランディング観点で言えば望ましくない現状があります。

豊かな大自然、食や伝統文化、歴史。
これらは確かに魅力的な地域資源ですが、日本中の地域がそれらを謳っていることを忘れてはいけません。ユーザー目線に立つと、地域間で比較検討することが難しくなり「色々ありそうだけど、行くべき強い理由が芽生えない」という状態に陥ります。

ブランディングは、ユーザーの「第一想起」を目指す事が重要である、という前提知識があれば、こうした状態は避けるべきだと判断ができます。このようなブランディングにおける理想の姿や判断軸を身につけるためにも、ブランディングの本質について理解を深めていきます。

[トピックス]

  • 一般的なブランディングと地域ブランディングの違い
  • 地域だからこそ考えるべき視点
  • 良いブランディングに欠かせない要素とは
  • ブランディングと提供価値について
  • 事例紹介

2 アウトプットの解像度を引き上げる

一方的な情報発信はブランディングではありません。
「ブランディング」よりもどうしても「セールス・プロモーション」のような実感が湧きやすいものに企業が傾倒してしまうのは計測しやすい事が要因にありますが、セールス・プロモーションばかりだと中長期的にはブランドは選ばれなくなります。こうした危機感を元にしながらも、ブランディングにおけるアウトプットとして何をすべきか?という問いに対する皆さまの解像度を引き上げる解説をしていきたいと思います。

[トピックス]

  • ブランディングとマーケティング(及びセールス・プロモーション)の違い
  • 情報発信で終わらない、ブランディングの具体的な打ち手とは?
  • 事例紹介

3 地域ブランディング戦略の組み立て方

国内地域ブランディングが抱える根幹的な課題は「ターゲットの曖昧さ = 提供価値の曖昧さ」です。

ブランディングの本質は、ターゲットの絞り込みとそのターゲットに対して“深く刺さる”価値を構築し、届ける事です。しかし「地域」はその公共的な性質上、「全員に来てほしい」となりがちで、特定のターゲットを優先するような意思決定からは遠のく傾向にあります。
これはブランディング戦略上、成功しにくい構造を生み出します。
そのため「ターゲット顧客」を定義していく必要がありますが、「定義せよ」とだけ言われてもどう考えるべきか、という視点がないと設計できないものです。そのため、どういう考え方を元にターゲットを定義するのか、そのターゲットに対する提供価値をどう設計するのか、というブランド戦略の根幹部分に注力しながら、戦略骨子の組み立て方を具体的に解説します。

[トピックス]

  • ターゲットの考え方・整理の仕方
  • ターゲット別に分解する提供価値の考え方
  • 提供価値をブランディング視点で分解する
  • 事例紹介

SPEAKERS

小林亮元
ブランド・プロデューサー / (株)ATTIQUE 代表取締役CEO

ブランド戦略、サービス企画・開発、グロースマーケティングを核とした職能を活かし、「場」の地域資本を創出するプレイス・ブランディング活動を行う。シカゴ、台湾、ミネソタ、タイ、ニュージャージー、ニューヨークで計18年の海外生活を送り、慶應義塾大学卒業後は外資系化学メーカーの3M Japanに入社。2012年、ATTIQUEを創業。エリアデザイン・カンパニーとして、森ビル、三井不動産、寺田倉庫、阪急阪神不動産、日鉄興和不動産など、大手不動産デベロッパーの都市ブランド戦略や街づくりを支援。都市の大規模な街づくりに関わる一方で、京都、長野、尾道、倉敷をはじめとした様々な地域で食や文化観光を軸とした地域資源づくりにも熱心に取り組んでいる。旅が大好きで、ローカル由来の文化性に満ちた自然、海、ホテル、リテール、パブリックスペース、食、音楽、ネイバーフッドをこよなく愛する。

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